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朝が得意な人っています?

私は苦手です。

いままでずっと苦手でした。

いままでありとあらゆる方法で、朝起きる方法を試してみました。

目覚まし時計や、快眠CD、枕や寝具、

でも、どれをやっても、ぜーんぜんダメでした。

そのおかげ、学校は万年遅刻ばかり、1時間目の授業にまともに出られた事がありません。

しかし、今年から社会人。会社を遅刻するわけにはいきません。

なんとか、朝起きる方法は無いか、ずっと探してみたら、会社の先輩から、とても意外な事を言われました。

先輩:「朝、おきるとき、何考えてる?」
私:「え? 起きる時ですか? 何も考えてないです」
先輩:「いやいや、絶対になにか考えてるでしょ」
私:「うーん。 そうですねえ 起きたくないって考えてます」
私は、バーカって言われるとおもいながらも、本心を言いました。すると先輩は、
先輩:「そう! 起きたくない それが本心だよな」
「つまり、起きない事以外、何も考えてないから、起きれないんだよ」
私:「よく意味がわからないです」
先輩:「起きる理由をつくればいいんだ」
私:「起きる理由? 会社に行く事じゃないですか?」
先輩:「ちがう、ちがう。 会社に行く事以外に、起きる理由をつくればいいんだよ」
私:「はあ?」
あいかわらず、言う事がよくわからない。
先輩:「じゃあ、朝起きたら、まず、何をするの?」
私:「そうですね、コーヒーを入れます」
先輩:「ドリップで?」
私:「いいえ、インスタントです。」
先輩:「じゃあ、それを超、高級なドリップコーヒーにしてみな? そしたら、おきれるから」
私:「えーー そんな、めんどくさいし いやですよ。 お金もないし」
先輩:「まぁ 遅刻しておこられるのは、おまえだしな」

あきれて、先輩は行ってしまった。

たしかにコーヒーは好きだけど、インスタントが手軽でいいし、
と、その時、テレビからCMが。
「ネスカフェアンバサダー」前からいいなあって思ってたこれ、
今日、先輩に言われた事が気になってて、高級なドリップコーヒーは無理だけど
これなら買えそうと思い、ネットで注文して見る事にした。

翌日、相変わらずの寝坊。 会社につくのは、いつもの1分前。
先輩からも、冷たい視線。 あの視線 いつかみかえしてやろう。

週末、注文していたネスカフェドルチェグストが届いた。

まるっこいシルエットがなんともかわいい。

なんだかワクワクした。

次の日、目が覚めると、まだ目覚ましがなる前だった。

でもこれはいつも通り。 トイレに目が覚めた。

いつもなら、トイレに目がさめた後は二度寝だ。 でも今日は違った。

昨日届いたマシンが目にとまったとたん、早くコーヒーが飲みたい気持ちが先行したのだ。

面倒ぐさがりの自分は、昨夜の間にカプセルをセットしておいた。

そのおかげで、ボタンひとつで、すぐにいつものインスタントとは違うコーヒーの香りが

部屋中に広がった。

この瞬間、いつもなら睡魔に襲われていたのに、まったく気にならなくなった。

そうか、これはあれだ遠足の時と同じだ。 自分からしたい事が目の前にある。これが起きる事の原点なのか。

これが、最初で最後かなとおもったが、次の日もちゃんと起きられた。 その次の日も。

何の苦労もなく起きるようになった。そして、ようやく先輩の言いたい事がわかった。

自分にとって、なにか新しいドキドキを作ることが、早起きへの道なのか。

そういう意味では、このマシンは他の方法より良かった。 なぜかというと、

まず、ちょっと高い! インスタントコーヒーと比べると高い。 スタバのコーヒーよりは安上がりだけど、

この出費は無くてもいい。 でも、逆にその負担が、自分へのプレッシャーとなり、起きる要因となった。

また、いろいろな種類があるのも、ポイントだった。

目覚めを起こす為の目覚まし時計を何個も買うよりも、 起きようと思う意思を後押しする方法を

つくることが、朝起きる事のコツでした。

私にとって、手軽に朝起きるコツとなったのは、これ。